こんばんは。
ビューティ・ペルヴィス(R)トータルボディコーディネーターの山田祐子です。
この時期にしては、まだ暖かいほうでしょうか。夕方から長女の体調が悪くなり、今夜は早々に寝てしまいました。
風邪について、整体学では身体の偏りを修正する方法として捉え、素早く経過させることで、季節を乗り越える力をつけ、丈夫になると理解します。
蓄積疲労や身体のある部位だけが酷使されることによって、身体がバランスを失うのです。そのバランスを取り戻すために「風邪」という症状を出して治ろうとするのです。我が家では、「足湯」をして体温のバランスを取り戻し、休むことを心がけています。
さて、先週は3日間の研修に入り、深い学びを得てきました。「学ぶ」ことを本当に知ったのは、36歳を過ぎてから。自ら吸収しようと、まるで乾いたスポンジが水を吸い込むように、サーッと体中に染み渡る感覚です。そして、大人になってからの学びは、どんな内容も様々なシーンに置き換えることができ、原理原則を理解するとで、全てのことに繋がるということです。ですから、原理原則を如何に理解し、実行するかが結果に繋がる最大のテーマのなる訳です。
年を重ねる度に知恵を授かり賢くなることと引き換えに、臆病になったり恐れを抱くこともあります。また、一度失敗すると、そのことに捕われて、なかなか一歩踏み出せないのも現実です。
20歳の時、私は両親の勧めで、夏休みの40日間を一人でスイスに滞在したことがあります。もちろん国際ICに本協会メンバーとして参加したプログラムですが、事務局以外の日本人はおらず、英語もできない私は、ただただ若さだけで、チャレンジしたとしか言いようがない状態でした。父からもらったエアメールには「きっと、将来、スイスでの日々を思い出し、「ああ、よくやったものだ」と若き日にエネルギーを感じる日が来る」と言うメッセージがありました。その意味が今では、よく解ります。
今回の参加者は20代から70代の総勢46名。みんなの熱い想いと自分への挑戦に勇気をもらい、圧倒的なパートナーシップで目標達成を成し遂げた。もちろん、この学びの成果は、タイムラグがあり、それこそ父が言った、「将来」、時間の経過とともに、有り難き経験として、深い影響を及ぼすことでしょう。
本気の関わりを、本気のサポートを、本気の決意をたくさんたくさん見せて頂きました。そして、同期の関わりもこれからです。人生のなかで、どれほどの人と出逢い、すれ違っていくことでしょう。その中でこの深き学びを共にするということの意味を、今静かに振り返っています。
亡くなった両親は鳩になって私を見守ります