こんばんは、ボディスタイリストのユウコです。
昨晩のNHKスペシャル『ママたちへ〜最新科学で迫るニッポンの子育て〜」
を興味深くご覧になった方もいるかと思います。
子育てを脳科学から紐解くという内容に、日頃は耳だけを貸して情報を取っている私ですが、しっかりTVの前に座りメモを取りながら観ました(笑)
遡ること700万年前、我々の祖先は共同養育しながら子孫を繁栄させてきました。
核家族化したのはここ100年というのですから本当に最近のことなのですね。
そもそも私たちは孤独育児ができるような仕組みがない上に、核家族化によって頼るところがなく、ベビーシッターや託児の整備がなされていないことも重なり、今や人類の危機にあると伝えています。
そんな孤独育児を解消しようと「ママ友」を作るという行為は日本独特の社会現象だそうです。これもまた良し悪しあり。
また、妊娠中から産後は劇的なホルモンバランスの変化によって母親は大変なストレス状態に置かれているのです。
そこに加えて、不眠不休の育児。産後うつになる割合は通常の5倍というのですから驚きます。
産後大量に分泌されるオキシトシンは子宮を収縮させる働きがあり「愛情」と「攻撃」といった相反する心の働きを促すそう!
これは我が子を守るために備わった機能でもあるのです。
産後ママのクラスで「今、一番何がしたいですか?」
という問いかけに「30分でいいから自分一人の時間が欲しい」と言います。
子供と二人きりになるのが怖い、、、。
わかります。私も朝が来るのが怖い時期がありました。
内容はさらに興味深い内容に入っていきますが、私が取り組んでいる仕事は単純に体を動かしリフレッシュすることのみならず、子育て経験者として若いママのために「安心して欲しい」と伝える役割があるのではないかと。
私が子育て中のママに想いを寄せるのはまさに一人で我慢しない子育て。
もちろん実家が遠い、両親がいないなど様々が理由はあるでしょう。
ですが、子育ては女性だけでできるものではありません。
男女の性差は骨盤によく現れています。男性は骨盤は狭く閉まりやすい。女性は広くゆるみやすいのです。
男女平等ではありますが同質ではない。
歩み寄りこそ様々な問題解決につながると、これまでの経験上理解しています。
もちろんまだまだ対立もしますし、「どうして?」と思うこともありますが(笑)
興味のある方、ぜひ再放送を見ていただき、人類の歴史と科学の進歩によって解明された仕組みを知り、うまくコミュニケーションを取りながら子育てを喜びに変えられるといいなと思います。
子育て真っ只中!自分自身にも言い聞かせて(笑)。