【Vol.352】
1998年8月21日
午後6時59分この日が私にとって
痛恨の1日となりました、、、
この前書きから始まる書籍は
生前、父が母の一周忌に向けて
1年7ヶ月に及ぶ闘病生活を
時には夫として
時には母の気持ちになり
一部始終を書き綴ったものです
皆さんは、家族に
または後世に
何を伝え残したいですか?
どなたの人生にも
ドラマよりも壮絶なストーリーを
ひとつやふたつ持っているでしょう
今日は母が他界して20年目の命日
毎年、母が大好きだった
トルコキキョウを備えて
この書籍を読んでいます
今年は少しおしゃれな
八重のキキョウを
お供えしました
当時26歳
結婚が決まり、
母は式に出ることを目標に
ガンと闘っていましたが
残念ながら、
その2ヶ月前に
この世を去りました
あれから20年
私もあと6,7年もすれば
その歳を迎えると想うと
自分でも驚きです
私は何を伝え残したいのか?
子育てがようやく
少し楽になったここ最近
やっとそんなことを思うようになりました
母の死は
今の私が頑張る原点
52歳という若さで
これから人生の黄金時代を
生きられたはずの命
身体と向き合えなかったこと
不調のサインを受け取れなかったこと
我慢し続けてきたこと
その結果、
もっと生きられたであろう
尊い時間を失ったことが
残念で仕方がない
今の40、50代は
母の時代とは違って
もっともっと活動できる時代で
だからこそ
身体を労わり、
自分の生きたいように
もっと欲張りに生きていい
と思っているんです
そのための手段として
身体と心のトータルケアや
色彩心理学を通して
少しでもその恩恵に
出会われることを願うわけです
あなたは何を伝え残したいですか?
そして、
どんな人生を生きたいですか?
ふと、今年は涙が出ない
やはり20年という月日は
人を逞ましくさせ、
次のステージへとすっと
運んでくれるものだと
実感しています
代わりに12歳の次女は
この本を手に取り
途中まで読んだところで
号泣したそうです
この一冊の本が
「生きる」ことを伝え
こうしてその人の人生ストーリーが
カタチに残ることは
本当に素晴らしいこと✨
あなたは何を伝え残したいですか?
そして、
お父さん、お母さん
ありがとう🌹